毎度雑感ですがお付き合いくださいませ。
最近Netflixを登録して関連作品に出てきたサンタクラリータ・ダイエット。(日本語吹き替え)
もちろん関連作品はゾンビ作品だもんで。
サンタクラリータ・ダイエット…サンタクラリータの餌??
どれどれ、ドリューバリモアじゃん!ドラマなんて珍しいじゃん!なんて軽い気持ちで再生タップ。
しばし作品の空気に合わずやめ時を伺う…ん!終わった。1エピソード30分ちょい!
モタモタしていると次のエピソードになる仕組みに、まんまとあっという間にシーズン1を見終えてしまった。
合間に、何周目かも忘れたウォーキングデッドを見返したり、違う作品に目移りしながら、サンタ…が3周目になったころ(ながら観だからまともに観られてないんだなw)やっと気づく…
こ、これは、ゾンビになった人目線。(遅い!)
ハイテンションブラックコメディに冷静さを欠いていたんだわ私。
(以下ネタバレ)
ある日突然バスタブをひっくり返したようなゲ〇を吐いて〇んだかのように見えた妻。
寝なくてもアグレッシブよ!やる気に満ち満ちているわ!
生きているときよりパワフルになった妻。
お腹空いた!生の牛・鶏肉は無理!そうだ!犯罪者を〇して食べちゃえ!社会貢献しながらお腹もいっぱいだ!愛があれば大丈夫、いぇーい!って感じです。
コミカルさに反してグロいので慣れるまで脳の処理が追いつきませんでした。
そう、これまでは客観的であったり、対ゾンビ目線だったのだ。
庭で同業者にむさぼりつく妻を発見。
テンパり散らかしながら「くそーっ!なんてことを!」妻を前に叫ぶ夫。
ことが上手く運んで完全犯罪(!?)バッチコーイ!
両隣の家の主人が警官だったり、フラグびんびん。幾重も訪れるピンチ。
翻弄されながらも、ついに夫は…。
妙に納得させられながら、ゾンビになった原因の究明や治療の仕方、ゾンビを退治しようとする組織が現れたりと物語は順調に発展するなかシーズン3で終わってしまうのです。
結果観てよかったなと思いました。
でも、やっぱりゾンビ世界の終幕を見届けることは出来なかったな。
余談ですが、ある時観ていてハッと気づいた。
この夫、かわいいさるが主人公の〇〇い帽子のおじさんに似ている!
私がある時期にこの世の中で一番尊敬した人、〇〇い帽子のおじさん。
はちゃめちゃやるおさるを優しく包み込む。愚痴なんてこぼさないし、怒ったりしない。
優しくさとすのだ。
言いすぎた、サンタ…の夫は、「クッソー!」「ちっくしょー!」連発している。俺はこのままでいいのかと葛藤を繰り返す。夫のほうが割と人間味がある。
訂正、少し似てると思いました。
何よりゾンビとして生きていくのには物分りのいい尖った年頃の娘と深い絆で繋がった夫婦でないと成立しないのかも。隣人に娘の同級生である頭のいいオタクくんもいないとダメ。
終始テンポがよくてなによりシーラとジョエル夫婦がキュート、娘とオタクくんのキュンキュンもちょうどいいです。
ジョークも心地よく作中の選曲のセンスも良き。
あまり深く考えなくていい作品、好きですね。
ゾンビおたくの粋な作法としてオススメは、カルパスをむさぼりながら観ること。
この作品においてはとても臨場感があります。
嗚呼ますます奥深い、ゾンビ。
私がゾンビになったらかぁ…ゾンビに噛まれて命を絶つなら、生前か転化後かばかり考えていた私には目からウロコ。
「もし僕がゾンビになったら、放っておいてください」と言ったサメジマ室長の言葉が浮かんだ。
そして私は「ゾンビの作法」という本をポチる。
殿堂入りとなったゾンビ対策品を発見した。
人生のサバイバルを生き抜き、ポジティブなメンタルを持ち合わせる。
常識にとらわれず、新たな視点で終末世界さえも楽しもうとするが、間違いなく最初の方で死ぬキャラだと自負している。
対策室では、ダイアリー記述で世界の移り変わりなどを独自の感性でルポする。