2012年 アメリカ映画
先日の対策室で出された課題としてOZOMBIEを見ることになった。
予告だけ見るとそこそこお金かかってそう(ゾンビ映画の中では)だったので、
「じゃあ自分見ておくっす」くらいのノリで受けてしまった。
映画自体は割とテンポ良く進んでいき、監督の趣味であろうアクションシーンも満載。
こんな美女も出てきて今の所普通の映画という印象。
しかし途中からどうも焦げ臭い匂いがしてくる。
その原因はコイツ↓
もう一度言う。
コイツ↓
コイツの面白さは後で詳しく書くとして、この映画設定は悪くない。
ざっくり説明すると、米軍がテロリストを追い詰めていき、そのテロリストが自分でゾンビウイルスを注射した結果ゾンビパニックに見舞われるという内容。
しかしこの映画冒頭で予算を使いすぎたのか、開始15分以降だいたい同じ展開が続く。
ゾンビと軽く戦う
兵士達がアメリカンジョークを言う
ゾンビと軽く戦う
兵士達がアメリカンジョークを言う
以下ループ
対策室でレビューするためできる限り話を広げられたらいいのだが、
いかんせん、いやまじで、
内容がない…
例えて言うなら、日曜日の15時位に昼寝から起きたら地上波でやってる感覚。
「あー明日から学校かー。腹減ったな、あ、さっき食べたか。」レベル。
せめてもの救いがさっきのやつ。
映画の肝となるシーンで、かなり衝撃的な発言をします。
彼は仲間を助けるべく自らを犠牲にしゾンビを退けるのですが、
主人公を助けるため、自らある行動を取り命を落とす直前に発した言葉が衝撃的でした。
「ワンコに会いたい、、、!」
は?
「彼女を愛していた。」
は?
一瞬聞き間違いかと思ったが、主人公も
「分かるよ」
みたいな顔で返事をする。
その後はアイドリング状態で映画が続き、密室でRPGを撃っても軽傷で済むなど、
制作陣もやる気が失せていくのが伝わるエンディング。
今回この映画を見て感じたのは、要所要所に出てくる兵士達のアメリカンジョークの多さ。
やたら出てくる。
例えば下のシーン。
ゾンビにやられ死に際の兵士がこんなことを言いました。
男兵士「ある死刑囚が電気椅子に座らされ「最後に何かして欲しいことはあるか?」と聞かれこう返したんだ。」
手を握ってくれってね
ガク…(事切れる)
女兵士「今まで聞いた中で最低のジョークね((泣))」
は?
終始こんな感じでずっと続く。
かなり前向きに考えて、恐らく人間はどんなときもユーモアが大事だって言いたいんだろうと思うようにした。