サンリオ男子と私

ハンドクリームがサンリオ。

ハンドクリーム入れがサンリオ。

チョコレートが大好きで、よくお菓子のおすそ分けをし合う仲。

メガネ長身男子は2度目のワクチンに倒れ、休暇明けの彼は憔悴しきっていた。

「僕は弱い人間です。」というLINEに、励ましの返信をする。

ギリギリの彼から返ってくるスタンプはもちろんサンリオ。

映画オタクの彼から3月から借りているコレクションDVDは、全てゾンビものだった。

小一時間熱くゾンビトークをしたせいだ。(まだ全部みていないごめんなさい。)

サンリオから猟奇的殺人鬼まで幅広く話が出来る彼とは、全く話が尽きない。

付き合わないのが不思議だ。信じられない。なぜ付き合わないのか理解ができない。

そんなこんなで今日は何度目かのゾンビ話になった。

このハロウィン時期に入手したゾンビスナックに「この世限定」

と書いてあるのに気づき、2人はため息をついた。

サンリオ男子「はァ。。違うんですよね、分かってないわ〜。。」

「なんですかね、こういうの。」

「嫌いなんです、こういうことじゃないんですよっ。。」

私「うん、うん、わかる。わかるよ。」

サンリオ男子「さすが、というか、もうmikuさんには及ばないというか肩を並べて語れる身分じゃないのですが…」

私「やめてくださいよ、そんなんじゃ、サンリオくんと同じくらいですから」

サンリオ男子「でもなんか本とか読んじゃって詳しくなられて、も、もぅ、熱心ですし、ここ数ヶ月で…」

私「いやいやいや、上澄みだけサラッと、そんな全然ですぅ!」

流れでゾンビ対策室の話や面接やボスについてを話した。

前にも話したと思うけど。

今はじめましてみたいな顔をして聞いているから、最初の時は完全に引いていたんだな。と確信。

どんな武器を使うかの話になると、「メリケンサックです。」というので「それ非常に近接で危ないですよ!」

サンリオ「あっ、うそうそ、なしですw」

「じゃあmikuさんはなんですか?」

私「私ならミショーンみたいに刀を振りたいかも」

サンリオ「それ!斬る度に手入れをしなくちゃならないですか、大変ですよね。」

私「ウォーキングデッドだと、ばっさばっさと!…」

自分に有利なように無茶苦茶な話を展開していることに気づく。

ダサい。これは良くない。

私「すみません、じゃあ、今思いついたのですが、フラフープに鎌をいっぱい付けて回す!……や、痩せるし!」

一応鎌つきフラフープ

すぐに武器を思いついてしまった自分に引いた。

私「いや、頭柔らかくしないとね、、ぶっ壊れなきゃいけない。まともに聞かないでくださいよ?へへへ」

すぐさま話題を変えた。

「ゾンビって、誰にとっても有害で不利益。無条件で攻撃していい対象なんですよ。それによって生きているものを護れる、助けられる。ハッピー!いぇーい!って。人って結局そういう対象を求めているんじゃないかと思うことがあるんです。絶対的な」(誰か私を止めてくれ)

サンリオ「ああ…あー!なるほど。はは、ははは…」

ウォーキングデッドのように、ゾンビ世界で生き抜くことよりも自ら命を絶つ選択をするものもいれば、ゾンビさえ無視して自分の正義のもと、同じ生存者淘汰しようとする者もいる。

適者生存の世界だ。

話は変わりますが、これ二ーガン目線はどうだろうと思った時さらに楽しめた気がする。

まさに新しいシリーズでは二ーガンの物語があるので是非見て欲しい。

そういえば、サンタクラリータダイエットでは、ゾンビの血液が不老不死の美容に聞くとかでセルビアの騎士とは別の組織が狙ってるんです…◎$♪×△&?#$

ほうら気持ち悪い?

私はとっても楽しい。

Miku

Written by 

殿堂入りとなったゾンビ対策品を発見した。 人生のサバイバルを生き抜き、ポジティブなメンタルを持ち合わせる。 常識にとらわれず、新たな視点で終末世界さえも楽しもうとするが、間違いなく最初の方で死ぬキャラだと自負している。 対策室では、ダイアリー記述で世界の移り変わりなどを独自の感性でルポする。